固唾を飲んで見守る中間選挙
アメリカの中間選挙の開票が始まりました。
下院はもとより上院は共和党が過半数を奪取しそうです。
民主党オバマ大統領にとって両院とも過半数を取れなければ
今後、重要な政策も通すことが出来なくなります。
腕と足をもがれた状態になります。
これによって相当な痛手で世界経済が混沌します。
円安はアメリカ経済が順調に比してユーロ圏が混迷を深め
日本においては異常なほどの金融緩和・バラまきを行っているからです。
したがって今回の中間選挙の結果において共和党が勝利すると
オバマ政権が失速する可能性が有ります。
ここで投票率がクローズアップされます。
有権者が50%も選挙に行かない事になりますとオバマもダメだが
共和党もダメとの世論の意思表示と取られます。
為替は急激にドル高・円安になりましたが、ここで修正が入ります。
今週はドル安・円高に振れる可能性があります。
当方は114円で一旦エグジットしていますのでマーケットを
見物していますが112円迄下がったら出動して114円で売り逃げます。
112円迄下がらずにこのまま114円を越えたら買いに入り115円を
目指します。
今週の3日間はそのような状況からどちらに振れるか、その理由を探します。
本日のロンドン時間には中間選挙の全容が分かり、それを受けてどう動くか
そして夜のNYマーケットがどうのような方向性を付けるか注目しています。
バイナリーはこのような大きなイベント時には余り積極的に行わず、
全体の流れが決まってから行った方が断然有利です。
円安は一旦休止で行動しましょう。